世界遺産

-世界遺産とは?-

世界遺産とは、1972年のユネスコ(国際連合教育科学文化機関)のパリ本部で開催された総会で採択された 「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、 登録された人類が共有すべき普遍的な価値をもつ遺跡や景観、自然などのもの。日本政府は1992年に世界遺産条約を批准し、現在まで11の文化遺産と3つの自然遺産が登録されている。

-世界遺産の種類・分類-

<文化遺産、自然遺産、複合遺産、危機遺産>

<文化遺産>顕著な普遍的価値を有する記念物、教会・寺院・城などの建造物群、古代遺跡、文化的景観や旧市街等。

例-ピサの斜塔(イタリア)

ピサの斜塔
<自然遺産> 顕著な普遍的価値を有する地形や地質、生態系、景観、絶滅のおそれのある動植物の生息・生息地などを含む地域。

例-グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)

グレート・バリア・リーフ
<複合遺産> 文化と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている遺産。

例-ウルル-カタ・ジュダ国立公園(通称エアーズロック、オーストラリア)

フォト『AYERS ROCK/エアーズロック《PPP021》』ポスター
<危機遺産> 世界遺産条約の第11条に記載されている「危険にさらされている世界遺産一覧表」 に登録されて居るもので内戦や地震などの災害、 開発、温暖化などの様々な理由によって深刻な被害を受け存続が危ぶまれるケース。 アフガニスタンでタリバン政権により爆破されたバーミヤンの大仏などが代表的な例。

例-バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群(アフガニスタン)

〈図説〉蘇るバーミヤーン―アフガニスタンに刻まれた不滅の文化遺産